女性は聴覚で惚れる

男性が視覚から好きになるのが本能なら、女性の本能は、どうなのでしよう? また、NHKで得た知識ですが、女性は聴覚だそうです。

古代、狩猟民族の時代はミルクなんてないわけですから、母親は赤ちゃんに付きっきりで母乳を与えなければなりません。子育てに協力してくれる男性でなければ、母子共に生き延びることができない時代でした。しかも結婚制度が確立していない時代ですから、

「この男性の子供を産んでも大丈夫なのか?」

「ちゃんと食料を運んできてくれて、面倒を見てくれる誠実な男性なのか?」

それを見極める必要があったわけです。

そこで女性は、男性が言っている言葉をよく聞いて、記憶して、「ちょっと前に言ったことと、今言ったことと矛盾していないか?」「言っていることと、やっていることに食い違いはないか?」そして、周りから入ってくる人の話にもよく耳を傾けて判断してきたんですね。

よく女性は、記憶力が男性より優れていると言いますが、遺伝子に組み込まれている女性の本能だったんですね。記憶力は女性の脳の得意分野なわけです。

元々は、誠実な男性を見極めるために使っていた聴覚ですが、男性がルックスに惑わされるのと同様に、女性は言葉に惑わされる生き物です。

男性が思っている以上に、女性は、甘い言葉、優しい言葉に弱いのです。言われた言葉によって惚れると言っても過言ではありません。女性にとっては、言葉はとても重要です。

男性が、出会った瞬間、ルックスで判断するのに対し、女性は、よっぽど期待外れの外見たった場合は別として、だいたいは、会話をしてから判断します。これも本能なんてすね。

わかりやすく言うと、女性は言われた言葉やされたことに心が動き好きになるんです。その証拠に、モテる男性はマメな人が多いですよね。

男性が、好きなタイプのルックスが割とはっきりしていて、能動的に判断するのに比べ、女性の場合は、声が好きかどうか? 特に意識しているわけではなく、耳触りが悪い声や、喋り方のテンポが合わないこと、言葉の語尾に違和感を覚えることなどを感覚的に、しかも全体的に判断しているので、何かダメだったのか、はっきりせず「なんとなくダメ」などという表現になってしまいます。

女性から「生理的にダメ」という言葉を言われたら、頑張ってもなかなか難しいですが、「なんとなくダメ」の場合は、まだ挽回の余地があります。

何故なら、女性の「なんとなくダメ」の何となくは、ほとんど言動について言っているわけで、しかも、どういう言動が不快感を与えるのか? 逆に、どういう言動に女性は惚れるのか? は、結構共通していることが多いんですよね。

だから、それを知ることでかなり改善される場合が多いんです。

カルチャースクールや企業でのセミナー講師を務める先生にお願いして、お見合いのシミュレーションデート講座というのをやっています。声の出し方(発音・発声・抑揚)や、会話のテンポ、言葉遣いなどを女性の感覚でチェックしてもらうことで、かなり印象が良くなるので、その効果は実証済みです。

そして女性の場合は、顔のパーツやボディラインにこだわるということは少なくて、

「きちんとエスコートしてくれた」とか「会話していて、頼りがいがありそうに感じた」とか、言動で判断するわけですから、女性には「ルックスを磨いてね」と言いますが、男性には、「言動磨きをして欲しい」と言います。